HOTEL ANTEROOM KYOTO宿泊レポート

今年4月末にリノベーション・オープンしたばかりの「ホテル アンテルーム 京都」に泊まってきました。「anteroom」は「次の間」や「待合室」のことを意味します。かつての代々木ゼミナール予備校独身寮をリノベーションして生まれた新しい空間には「ホテル」「ギャラリー」「レストラン」「アパートメント」が併設されています。アートやミュージックとの親和性を高めていこうという意気込みが感じられます。

京都駅からのアクセスは徒歩だと不便です。荷物を抱えたトラベラーからすると、最寄りの九条駅からの徒歩5分も決して近いとは言えません。立地的に夜遅くのホテルへの出入りに女性客は少し不安を感じるかもしれない。女性客限定で京都駅まで送迎サービスがあっても良いかもとは思いました。

まずは「ホテル」部分。
シングルルーム49室、ダブルルーム5室、ツインルーム4室、テラス付ツインルーム3室となっている。今回はテラス付ツインルームへ宿泊しました。テラスの景観は決して良いとは言えないが、静かに2人で空を見上げながらお酒を飲むのには十分な空間。コクヨが親会社なので置かれた家具はどれもオーダーメイドなのでサイズの使い勝手は良いです。アメニティも問題なし。キレイでお洒落な内装で女性客にも好まれると思います。
老舗旅館や一流ホテルと比べてしまうと、従業員のサービス面での不慣れな部分が気になることがしばしばありました。その点はこれから期間の経過とともに改善されていくだろうと思われます。平日の宿泊価格的にも「ビジネスホテル」と考えれば、各部屋に無線LAN回線は完備されているし、ラウンジを自由に使えるので居心地も良いはずです。

注目の「ギャラリー」部分はホテルのエントランススペースにあります。
ホテルが九条と十条の中間にあるのでその名も「GALLERY 9.5」です。エントランスには彫刻家名和晃平の作品が展示されています。ギャラリーでは京都在住のアーティストやキュレーターを中心に展開していくようです。

次は「レストラン」部分。
元々の作りと言うか、夜のバー的な要素が強いせいか、朝食のブッフェも味付けが濃い目でいまひとつでした。濃い味だと連泊では食べられない。施設のコンセプトから言ってもう少し創造性が発揮されても良いかなとは思います。DJブース完備のラウンジや、ギャラリー兼エントランスのスペースと合わせるとかなり広い空間になるので、音楽やファッションなどで様々なイベントを行うことが可能です。

そして「アパートメント」部分。
全50室でコンパクトな約15㎡タイプと約30㎡のタイプの2種類あります。すでに入居も始まっていますが5月末時点ではテラス付Bタイプ以外は空き部屋がありました。シェアハウス的なコンセプトがあるので、ホテル部分と合わせて色々な設備やイベントが利用できます。入居審査や管理運営は都内の会社なので商習慣的には関東式の賃貸契約です。(※リンク先のこのページ経由で申し込むと仲介手数料が無料になるようです。未確認につきクレームお断り)

部屋の広さ的にどうしても単身者向けになりますが、刺激的で創造的な生活を体験できることでしょう。家具付きの部屋もあるので着の身着のままでも新生活がスタートできます。立地や間取り的に家族には向きません。コンセプトから言えば、芸術家や音楽家には入居審査や賃料で優遇措置があっても良いはずです。また家具付きの数部屋に関してはマンスリーマンション方式にするのが良いと思います。「ホテル」と「アパートメント」の中間的なニーズをキャッチできると思います。

この施設が「場」としてどんな作用を発揮させていくのかは、まだまだ未知数です。周囲に観光名所や大学が無いので、どうにか独力で「場」を構築していくような強い吸引力が必要だろうと思います。「シェア」という概念の拡大解釈が利用者と運営者の双方に求められます。今後の展開に期待しつつ、これからもこの「場」がいかに「シェア」されていくのか観察しようと思います。

ホテル アンテルーム 京都
住所:〒601-8044 京都府京都市南区東九条明田町7番
ホームページ:http://hotel-anteroom.com/
電話:075-681-5656
E-Mail: info@hotel-anteroom.com

目指せ一攫千金「京都競馬場」

京都観光と言えばお寺や神社などの歴史的建築物や桜や紅葉などの素晴らしい景観を楽しむのが主流です。しかし、そんな主流から少し外れてラスベガス気分で一攫千金を狙ってみるのは如何でしょうか?

それは京都競馬場です。京阪電鉄淀駅下車徒歩約5分。春の天皇賞や三冠競走の最終レース秋華賞・菊花賞などが開催される競馬場として知られ、正円形で中心に樹を配したパドックや内馬場に噴水のある池、そして「淀の坂」と呼ばれる第3コーナーの坂が特徴です。レースが開催されるのは主に土日祝日です。ホームページで予定を確認しましょう。

場内はとても広いですが、案内係がいたるところにいるので安心です。馬券を買わなくてもレースを観ることはできますが、せっかく競馬場に来たのだから、お金持ち気分で遊んでみましょう。初心者でもインフォメーションに用意されたガイドブックを読めば、馬券の買い方はすぐ分かります。さらに予想やデータが書かれた有料の競馬新聞を購入。と言っても、賭金は100円からなので気軽です。

わたしも今回の取材で初めて馬券を購入してみましたが・・・・見事にハズレました。もう少し競馬新聞を読んだり、パドックで馬の状態を確認すれば良かったです。わずか100円を賭けただけですが、ゴール直前での大きな歓声と罵声に混ざって大声を出してとっても良いストレス発散になりました。

家族向けに「アスレチック施設」「ふあふあ風船おうまの遊技場」「ポニー試乗会」などが用意されているので、子ども連れでも意外と楽しめます。これらの場内施設は全て無料です。夫婦で合わせて入場料400円を払うだけで子どもと一日中遊べると考えると、遊園地へ行くよりも安上がりかもしれません。上の写真の可愛いポニーはノリスケくんです。子ども向けのイベントは日によって違います。

JRA京都競馬場
住所:〒612-8265 京都府京都市伏見区葭島渡場島町32
電話番号:075-631-3131
入場料:200円
URL:http://www.jra.go.jp/facilities/race/kyoto/

2012年9月追記:京都市内には金運のご利益で超有名な「御金神社(みかねじんじゃ)」があります。競馬の前にここへ参拝してみては?