京都府庁旧本館が平成25年3月20日〜4月7日まで「観桜祭」が開催され無料で一般公開されています。
中庭の中央でひときわ艶やかな姿を映すのが円山公園の初代「祇園枝垂れ桜」の孫にあたる実生木の枝垂れ桜です。中庭南西に佇んでいるのは大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種「容保桜(かたもりざくら)」です。
3月30日時点では、祇園枝垂桜と紅一重枝垂桜は満開、大島桜と紅八重枝垂桜が3~4分咲き、容保桜も咲き始めていました。アーチ状の通路をくぐって中庭へ入ると桜花の香りが庭中に広がっていました。春の訪れを鼻孔に感じつつ、目の前には見事な枝ぶりの艶やかな白と紅の桜の花。
京都府庁旧本館は、国の重要文化財にも指定されている明治時代の代表建築です。ルネサンス様式に属する建物デザインを模していて、あの時代ならではのハイカラな雰囲気があるので、写真を撮影するときは旧本館の2階から窓枠越しにややアンダーでシャッターを切るとモダンで趣きのある写真を撮ることができます。お試しあれ。
開催期間中の通常は10時〜17時までですが、最終週末の4月5日〜4月7日は20時まで入館できます。その頃には祇園枝垂桜は散っていそうですが、紅八重枝垂桜と容保桜はきれいに咲いていることでしょう。
京都府庁旧本館では、4月7日・日曜日まで、「観桜祭」を開催しています。中庭では、当時、会津藩主で京都守護職だった松平容保にちなんで命名された「容保桜」もご覧いただけます。ぜひお越しください。pref.kyoto.jp/sisan/news/kan…
— 京都府広報課さん (@KyotoPrefPR) 2013年3月22日
「Dance in Building」WS桜も美しい春の京都府庁旧館をダンスで巡る「Dance in Building」WSを開催。はるうららの中、モダン建築と踊るのはいかが?日時:4月6日(土)7日(日)両日13:00-16:00会場:京都府庁旧本館
— kosei sakamotoさん (@koseisakamoto) 2013年3月28日
重要文化財 京都府庁旧本館にて期間限定の美術館「MuséeActa(ミュゼアクタ)- 京都府民美術館」開催中です!(3/29-4/7)展示・ライブパフォーマンス・ワークショップなど盛り沢山!是非お越し下さいanewal.net/pict/acta_flye… #qhonkan
— ANEWAL Galleryさん (@anewalgallery) 2013年3月29日
「観桜祭」
会場名:京都府庁旧本館
期間:平成25年3月20日〜4月7日
住所:〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入ル薮ノ内町
電話:075-414-5433
地下鉄:「丸太町」下車徒歩10分
市バス:「府庁前」下車徒歩5分