色鮮やかな行列を再現「斎宮行列 野宮神社」

右京区の野宮神社(ののみやじんじゃ)で20日「斎宮行列」が行われました。「斎宮(斎王)」とは、天皇の即位ごとに伊勢神宮に仕える御杖代(みつえしろ)として選ばれた未婚の皇女のことをいいます。斎王が任命を受け、都から伊勢の斎宮へと向う6日間の旅。その前に心身を清めるためにこもる潔斎所が野宮神社付近にあったとされています。飛鳥時代のころから660年ほど続いた1,000人以上の華やかな行列を再現。「源氏物語」の世界さながらの光景が楽しめます。今年は先月の台風で被災した吉田佳菜さんが斎宮代を務めました。

<斎宮行列スケジュール>
場所:嵐山通船 北乗船場
野宮神社より12時に出発
JR嵯峨嵐山駅~天龍寺前~渡月橋往復(中之島公園)
嵐山通船北乗船場着 午後1時30分予定
御禊の儀 午後2時
雅楽奉納

今年はあいにくの雨に見舞われ「御禊の儀」は中止となりました。来年は晴天に恵まれると良いですね。復興に向けて少しずつ動き出している嵐山。今年の秋はぜひ嵐山へお越し下さい。

良縁のご利益で知られる野宮神社。鳥居の形式としては日本最古の「黒木鳥居」や苔庭の「野宮じゅうたん苔」もあります。雨に映える緑苔は見事で一見の価値ありです。
過去記事→「竹林の聖域で祈る恋 野宮神社」

野宮神社
住所:京都市右京区嵯峨野宮町1
境内自由
ホームページ:http://www.nonomiya.com/index.html

千年に一度  声明響く「勝林院 開創一千年紀法要」

緑豊かな大原の地。三千院の山門をくぐり北へ進んだ突き当たりの正面にある「勝林院」では、現在「開創一千年紀」が行われています。今年は開創千年と記念すべき年にあたり、今月5日から20日までの16日間にわたり慶讃法要が行われています。経典などに旋律を付けて独特の節回しで唱える宗教音楽で日本音楽のルーツともされる梵唄声明(ぼんばいしょうみょう)のふるさとである勝林院。開創千年を期に、天台宗はもとより、真言宗・浄土宗・浄土真宗・融通念仏宗など13派の声明法要が連日行われれ、20日までに日替わりで唱えらます。法要は原則午前10時と午後2時の2回。先着100人に堂内での聴聞券が配布されますが、堂外での聴聞は自由となっています。

勝林院は、平家滅亡の翌年・文治2年(1186年)に行われた浄土思想をめぐる法然上人と他宗派陣の「大原問答」の地としても知られています。まもなく終了しますが、千年に一度のこの機会をお見逃しないよう。

勝林院
住所:京都市左京区大原勝林院町187
拝観料:300円
拝観時間:9時〜17時
facebook:https://www.facebook.com/shorinin.millennium