京都・枯山水庭園の紅葉「金福寺」2013

詩仙堂から歩いて程近いところにある「金福寺(こんぷくじ)」でも紅葉が見頃です。

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慈覚大師・円仁の遺志により安恵僧都が創建、紅葉の隠れた名所でもあります。本堂前の枯山水庭園ではモミジが赤く染まっていて目を引きます。

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中央奥には「芭蕉庵」が見えとても絵になります。芭蕉庵は、元禄の頃の住職・鉄舟和尚が親交の深かった松尾芭蕉にちなんで名付けた庵です。手前から奥にかけてサツキが植えてあり、開花の季節にはさぞかしキレイだろうなあと思っていたところ、やはり金福寺はサツキの名所として有名だそうですね。見頃は5月後半から6月中旬あたりだそうです。

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また松尾芭蕉と与謝蕪村にゆかりのある俳句の聖地として、そして舟橋聖一の歴史小説「花の生涯」などのヒロイン村山たか女の終焉の地として知られています。

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一乗寺は庭園が美しいお寺が非常に多いです。石川丈山の詩仙堂や素晴らしい敷紅葉の圓光寺など徒歩圏内にあります。また、叡山電鉄・一乗寺駅付近には京都が誇るセレクトショップ恵文社などもあり、一日中過ごせるエリアです。定番の京都観光ではないひと味違った楽しみ方をしたい人におススメです。

金福寺
住所:京都府京都市左京区一乗寺才形町20
拝観時間:9時〜17時
拝観料:400円
拝観休止日:1/16~1/31、8/5~8/20、12/30~12/31

京都「詩仙堂の紅葉」2013

左京区・一乗寺にある「詩仙堂」でも紅葉の見頃を迎えています。詩仙堂は戦国武将から文人となった石川丈山が隠居生活をするために建てた山荘です。サツキや紅葉など四季折々の庭園の美しさには定評があり、京都に住む友人たちにも人気があるスポットです。時々ふと行きたくなる、そんな魅力ある場所でもあります。

過去記事→「花や虫と暮らす・詩仙堂」

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週末を避け、平日に訪れたのが功を奏したのか、並ぶことなくスムーズに中へ入ることができました。唐様庭園では紅葉した真っ赤なモミジをしばし時を忘れて見入ってしまう美しさがあります。サツキの緑、紅葉の赤のコントラストが素晴らしいです。散ったモミジがサツキの上に落ち、花びらのようにも見えるのもまた素敵な演出ですね。石川丈山は庭作りの名手としても有名です。こちらの庭も自分自身で手がけています。

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爽快な音をたてる「ししおどし」の発祥は、ここ詩仙堂だとされています。夜中に頻繁に出没するイノシシや鹿を追い払うために考案され、のちに全国に広まっていったそう。静寂の中で時を刻む、その音は隠居生活の丈山の心を慰めていたことでしょう。

歩いて5分ほどのところにある圓光寺も紅葉の美しさに定評があります。散ったモミジが庭園一面に広がる敷紅葉は一見の価値ありますので、ぜひ。また、少し下った場所にある金福寺と同様、詩仙堂もサツキの名所でもあります。5月の見頃の季節に一乗寺界隈はオススメです。

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詩仙堂に訪れるたびに、石川丈山という人がどういう人間だったのだろうと考えずにはいられません。謎に満ちていて、それでいて魅力的、あの時代に自分の生き方を通した丈山に、あなたの人生とは、と問いかけられているそんな気分になるのです。今度訪れるのはいつになるのでしょうか、また楽しみです。

詩仙堂・丈山寺
住所:606-8154 京都市左京区一乗寺門口町27番地
TEL:075-781-2954
ホームページ:http://www.kyoto-shisendo.com
拝観料:500円 拝観時間:9:00~17:00(受付は16:45まで) 
定休:毎年5月23日