知恩院 「ミッドナイト念仏 in 御忌」が話題です。

毎年4月18日~25日に知恩院で行われているのが「御忌大会(ぎょきだいえ)」です。法然上人が亡くなった日を記念して行われおり、知恩院ではいちばん大きく重要な法要のことをいいます。期間中には国宝の三門楼上内で夜通し念仏を唱える「ミッドナイト念仏 in 御忌」が行われ毎年話題となっています。

普段は非公開の三門の上のお堂が開かれ、夜8時から朝方まで木魚ををたたき念仏を唱えます。出入りは自由で誰でも参加できるとあり毎年長い行列ができるそうです。独特の雰囲気と一体感が癖になると、一度参加すると毎年訪れるようになる人も多いのだとか。宝冠釈迦牟尼仏像や十六羅漢像を前に自分を見つめなおす良いひと時となりそうです。わたしも来年は忘れず参加しようと思います。

期間中はさまざまな催しも行われています。付近には清水寺高台寺などの観光地も近くアクセスも便利です。

過去記事→「知恩院ライトアップ 2011」「京都・東山花灯路2012「知恩院」」

知恩院「ミッドナイト念仏 in 御忌」
住所: 京都市東山区林下町400
日時:4月18日 20時~明朝
参加自由
ホームページ:http://www.chion-in.or.jp/index.php

日本の原風景、美山 かやぶきの里 北村へ。

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京都市内から車で約1時間、意外と近いところにかやぶきの里がある京都府南丹市美山町があります。その中でも特に茅葺き民家が多いのが知井地区にある北集落です。ここは人気の観光名所になっていて当日は大勢の外国人と学生の団体客が観光バスで訪れていました。

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集落の中を通る街道は「西の鯖街道」とされ、京都と若狭の中間地として多くの旅人が行き来していたそうです。

現在のかやぶき家屋は1796年に建てられたものが最古です。茅葺きは屋内で煮炊きしていると燻煙効果で40年以上は保つそうですが、現在では煮炊きをしないので25年くらいで朽ちてしまうそうです。葺き替えには800万円〜1000万円もかかるので国が費用の9割を補助するとはいえ茅葺きを維持していくのは大変なようです。

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国の重要伝統的建造物群保存地区になっているかやぶきの里を火災から保護するために各小屋のそばには放水銃が設置されています。毎年の5/20と12/1に火災予防講習と放水銃を使った一斉放水が行われています。

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集落にはいくつかの神社がありますが、知井八幡宮は知井九ヶ村の総社として祀られています。現在の本殿は1767年に再建されたもので見事な神社彫刻が施されており、京都府指定登録文化財指定を受けています。伝承では713年に京の都に妖怪が出没した原因である丹波の奥山にいる八つ頭の巨鹿を甲賀三郎が退治した後に八幡大明神を祀ったのが神社の起源とされています。

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かつては集落を囲う田畑山野から四季折々の恵みを受けて暮らすことは普通の当たり前の暮らしであったはずです。しかし現代ではそんな普通の暮らしが観光名所になるほど珍しくなってしまったことに、自然の恵みと都市生活者との断絶を感じずにはいられませんでした。

かやぶきの里・北村
〒601-0712 京都府南丹市美山町北揚石21−1
ホームページ:http://www.miyamanavi.net

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帰り道で国道162号沿いの「道の駅美山ふれあい広場」へ寄りました。農林産物販売所「ふらっと美山」では地元で取れた地鶏・地玉子・美山牛乳・味噌・コンニャク・鮎甘露煮・米(コシヒカリ)・ブルーベリーなどの特産品を買うことができます。駐車場にはバイクがとても多かったです。

美山ふれあい広場
路線:一般国道162号
住所:京都府南丹市美山町安掛下23番地
TEL:0771-75-1906
紹介ページ:http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/k12_miyama/