そうだ京都、行こう。2014盛秋は「源光庵」

秋が深まると京都は本格的な観光シーズンを迎えます。JR東海のCMでおなじみ「そうだ京都、行こう」キャンペーンでは、北区鷹峰の「源光庵」が選ばれています。源光庵は徹翁国師が開山した寺院で、元は臨済宗大徳寺派の寺院として創建されました。その後、卍山道白(かいざんどうはく)禅師がこちらの住職を務めたことから曹洞宗の寺院に改められ現在の本堂が建立されています。

源光庵で特に有名なのが仏教の概念・禅の境地の意味が込められた「迷いの窓」と「悟りの窓」です。四角い形の迷いの窓は人間の生涯を四つの角で象徴しています。迷いとは釈迦の四苦を指し、生老病死の四苦八苦を表しているといいます。円形の悟りの窓は禅と円通の心、そして大宇宙を表現しています。迷いの窓で自分を見つめなおし、悟りの窓と向き合うことで気付きが生まれ悟りの境地へと導かれるという意味合いがこめられています。四角から丸。この順番が大事ですよ。

窓と同じく有名なのが、本堂の血天井です。「伏見城の戦い」で、徳川家康の家臣・鳥居元忠一派が討死した痕跡が残る床板が、供養のため天井におさめられています。生々しい歴史の記憶が残されていますので、こちらも要チェックです。

普段は静かな界隈ですが、紅葉の時期となると話は別。とにかく多くの観光客が詰めかけますが、今年はCMの影響もありかなりの混雑が予想されます。以前訪れたときは寒い冬でしたが、つい訪れたくなる独特の雰囲気があったのが印象的です。駐車場はこの時期利用不可となっていますのでご注意ください。

源光庵
住所:京都市北区鷹峯北鷹峯町47(市バス北1「鷹峯源光庵前」下車徒歩約1分)
拝観時間:9字30分~17時
拝観料:400円
そうだ京都HP:http://souda-kyoto.jp/