京都初詣2016 「赤山禅院」

京都御所の表鬼門を守護し鬼門除けの「猿」で知られる左京区の赤山禅院。今年は申年なので、さっそく初詣に出かけてきました。


夜な夜な悪さをするため金網に入れられてしまったお猿さん。

赤山禅院は平安時代に慈覚大師 円仁の遺命によって創建された叡山延暦寺の塔頭の一つです。方除けのお寺としてもお馴染みで地元の人からも多くの信仰を得ています。七福神の福禄寿を祀ることから、お正月には「都七福神まいり」を巡る人たちで賑わいます。また赤山禅院といえば天台宗随一の荒行とされる千日回峰行の「赤山苦行」の寺、そして千日回峰行を満行した大阿闍梨による「ぜんそく封じ・へちま加持」「珠数供養」「泰山府君祭」などの加持・祈祷が行われることで有名ですね。昨年2015年には延暦寺善住院住職である釜堀浩元さんの千日回峰行の最大の難関とされる「堂入り」が話題になりましたね。

因みに都七福神とは、ゑびす神「ゑびす神社」、大黒天―「松ヶ崎大黒天(妙円寺)」、毘沙門天―「東寺」、弁財天―「六波羅蜜寺」、福禄寿神―「赤山禅院」、寿老神―「革堂」、布袋尊―「萬福寺」です。

境内では粕汁の接待もありました。とっても美味しくて体がほかほかに。赤山禅院は神仏混合の信仰があるお寺であり、至るところでその特徴を目にします。大きな数珠の形をした「正念誦(しょうねんじゅ)」「還念珠(かんねんじゅ)」・縁結びの相生社、本尊の赤山大明神をまつる本殿、地蔵堂、弁財天、金神宮など、とにかく多種多様の神様・仏様にお祈りすることができます。余談ですが「金神宮」はお金の神様と思いきや、方位神であり、在する方位に対してはあらゆることが凶とされる金神(こんじん)をまつっているそうです。なんだか怖いこの話、気になる方はこちらを。

赤山禅院は、古来「紅葉寺」とも呼ばれていたそうで、秋のシーズンもオススメです。のんびり紅葉狩りしたい、なんて人には修学院離宮・詩仙堂曼殊院門跡圓光寺などもぜひ。

まだまだ知らないことが多くあるなぁと深く感じた新年でした。京都は本当に奥が深いですね。

赤山禅院
住所:京都市左京区修学院開根坊町18
拝観時間:9時~16時30分
境内自由
ホームページ:http://www.sekizanzenin.com/index.html