祇園祭 山鉾その10「放下鉾」

くじとらずで毎年21番目を巡行するのが「方下鉾(ほうかぼこ)」です。鉾の名前は天王座に放下僧を祀るのに由来していますが、鉾頭の日・月・星の三光の形が州浜に似ていることから「すはま鉾」とも呼ばれています。鉾上では、稚児舞ができる唯一の操り稚児人形「三光丸(さんこうまる)」を乗せ、巡行中に優雅な舞いが披露をしてくれます。

伝統である女人禁制を続け、伝統やしきたりを重んじる放下鉾保存会は、祇園祭の山鉾のなかでも最も古い歴史をもっています。前掛・胴掛は花文様のインド・ペルシャの絨毯、水引も与謝蕪村下絵の「琴棋書面図」がありますが、現在は新調したものをに変わっています。ローケツ染めで表現されている皆川泰蔵作「バクダッド」の見送りも見事です。何といっても目を引くのが鮮やかな水色の衣装。様々なデザインの衣装を見るもの祇園祭の楽しみの一つです。

2012年の巡行では、御池寺町交差点のところで鉾に梯子がかけられて囃子方がみんな降りてしまうという出来事がありました。

過去記事→「祇園祭2012 放下鉾に囃子方がいなかった」

今年の祇園祭はどうなるのでしょうか。気になるところです。

放下鉾
住所:京都市中京区新町通四条上ル小結棚町
鉾建て:7/11 7:00~
曳き初め:7/13 15:00~
一般搭乗拝観:7/14 13:00~(女性の鉾内部への搭乗不可、会所2階までは可)
日和神楽:7/16 22:00〜
授与品:粽(厄病除け)・手拭