祇園祭 山鉾その31「鈴鹿山」

伊勢国鈴鹿山で道ゆく人々を苦しめた悪鬼を退治した鈴鹿権現(瀬織津姫尊)の故事に因んでいるのが「鈴鹿山(すずかやま)」です。金の烏帽子をかぶり手に大長刀を持つ凛々しい女性の姿の御神体後方には赤熊で象徴した悪鬼の首が置かれています。能面をつけているので御神体のお顔はみえませんが、昔から美人と大変な評判だったそうで毎年男衆が大勢見物に訪れていたという話も残されています。山に建つ松には鳥居や宝珠などを描いた小絵馬がつけられおり、巡行後に盗難除けの護符として授与されます。

前懸は近年新調の黄砂の道と称するインパクトのあるラクダの図、胴懸は今井俊満氏原画「桜図綴織」と「紅葉図綴織」でどちらも新調されています。見送は「ハワイの蘭花図」、欄縁金具は山鹿清華下絵「山端和親」と題された秀作です。

鈴鹿山は地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅からすぐ近くにあり交通の便利な場所にあります。ショッピングなどを楽しんだあとに宵山を楽しめるっていうのも祇園祭の凄いところです。ご利益は「盗難除け」「雷除け」「安産」。子供達が一生懸命歌を歌って販売していて可愛らしいです。授与品はプレゼントなどにもピッタリですよ。

鈴鹿山
住所:京都市中京区烏丸通三条下ル場之町
山建て:7月20日午前8時〜
授与品:粽、手ぬぐい、盗難除けなど