子育て・安産を願う京都「御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)」

伏見区にある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)は日本第一安産守護之大神として知られる神功皇后を主祭神とした神社です。神功皇后は臨月の身でありながら朝鮮へ出兵し、帰国後に御子(後の応神天皇)を無事出産したことから、安産・子育ての神として信仰されています。ここ御香宮神社も地元の人たちだけでなく全国から毎日参拝客が訪れる安産祈願の神社としてしられています。境内にある「石井の御香水(ごこうすい)」は伏見の七名水の一つで、徳川頼宣・頼房・義直の各公はこの水を産湯として使用したともされています。本殿の横で湧き出るこの水は「名水百選」にも選ばれ、水を汲みに訪れる人も多いそうです。貴船神社と同様、水をかけるとお告げが浮き出る「水かけ占い」もあります。

こちらで忘れてはいけないのは「表門」です。カメラにおさまりきらないほどの大きさである門は国指定重要文化財であり、旧伏見城の大手門でもあります。徳川頼房より寄進されたもので、特に正面を飾る中国二十四孝を彫った蟇股(かえるまた)と呼ばれる和様建築が見ものです。また、本殿も国指定の重要文化財であり、彫刻に施された極彩色が目を引きます。平成2年からの修理により390年ぶりに復元されたという極彩色は見事で美しく見とれてしまうほどでした。

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社務所の奥には小堀遠州ゆかりの石庭があります。遠州が伏見奉公に命ぜられた際に奉公所内に作った庭が戦後この御香宮神社に移築されました。三代将軍・徳川家光は上洛した際に立派な庭園に感心し褒美として5千石加増を与え、遠州の出世の糸口となったともいわれるお庭です。他にも明治維新・伏見の戦跡石碑などがあり、境内には様々な見どころがあります。少し歩くと寺田屋や伏見の酒蔵なども観光できますよ。

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御香宮神社
住所:京都市伏見区御香宮門前町
石庭拝観料:200円
石庭参拝時間:9時〜16時
境内自由
ホームページ:http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/