年中の最も重要な祭儀「晴明祭の神輿巡行」

毎年秋分の日前後に行われのが晴明神社の「晴明祭」です。安倍晴明が年に一度この地に舞い降りて来ると伝わる祭で、神社の年中の祭事の中で最も重要なものとされています。祭りは古式豊かに御湯立神楽が奉納される「宵宮祭」、最も重要なる祭儀である「例祭」、そして勇壮なる行列巡行の「神幸祭」で構成されており2日間かけて行われます。今年は3連休の影響か、境内には一日中行列ができるなどの賑わいをみせていました。

勇壮な少年鼓笛隊を先頭にした神輿行列は、13時に西陣織会館を出発すると、神社氏子である西陣の町内をグルりと回って、15時頃に西陣中央小学校を中継し、再び17時過ぎに晴明神社へと戻ってくる順路です。およそ500人以上の大人子供が時代衣装に身を包み、菊鉾、扇鉾、獅子舞、飾馬、稚児、八乙女、本社神輿、桃薗神輿、聚楽神輿、などが列をなす様子は、伝統ある京都の祭り風情そのものです。

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「神輿巡幸」は合計3時間くらい街中を練り歩くので、写真を趣味にしている方は巡行の先回りをすることで何度もシャッターチャンスを狙うことができます。晴明神社周辺は混雑しますが、通りを一本ハズレると地元民以外の見物客が少なくなりますので落ち着いて見物できます。今年は千両が辻付近で見ましたが、ぎゅうぎゅうに混み合う感じもなく雰囲気も良かったです。特に「西陣千両ヶ辻」辺りはNHK「美の壷」などで取り上げられるような町屋もたくさん残っています。この時期に「町家見学」として、普段は入れない町家が開放されているので「晴明祭」と合わせてぜひ千両ヶ辻にも足を運んでみてください。近くには西陣織会館もあります。

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晴明神社境内にはキレイな桔梗が花を咲かせていました。五芒星の社紋はこの桔梗の形を象ったもので、晴明自身も好きだった花とされています。花言葉は「誠実、変わらぬ愛」。こちらも今見頃です。

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晴明祭
住所:京都市上京区堀川通一条上ル806
日時:2013年9月22日〜9月23日
時間:13時〜
ホームページ:http://www.seimeijinja.jp