秋の紅葉「大原・三千院門跡」2013

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地下鉄・国際会館駅を降りて京都バスへ乗り換え走ること約20分、大原まで紅葉を見に行ってきました。昔ながらの景色が残る大原の地は、千有余年前より魚山(ぎょざん)と呼ばれ、仏教音楽(声明)の発祥の地でもあります。

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今回はバスの終点から徒歩10分ほどの場所にある「三千院」へ。土産物店が並ぶ坂道を上り、左手に曲がると入口の「御殿門」へとつながります。伝教大師・最澄が8世紀、比叡山延暦寺建立の際に比叡山東堂に一院を開いたのが始まりとされ、梶井門跡・梨本門跡とも呼ばれる天台宗の五箇室門跡の一つで、皇子・皇族が住職を務めた宮門跡でもあります。

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紅葉の見頃はまだまだでしたが、次から次へと観光客たちが訪れていて観光シーズン真っ只中という感じです。客殿を歩いていると見えてくるのは池泉観賞式庭園で江戸時代の茶人・金森宗和作「聚碧園(しゅうへきえん)」です。ちらほらと色づく紅葉と後方に見える真っ赤なモミジが、日の光を浴びてキラキラと輝いて非常に美しい瞬間を堪能できました。こちらは座って庭を観賞することもできるので、ゆっくりできるスポットでもあります。

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そして宸殿からは本堂の「往生極楽院」が見える庭園「有清園(ゆうせいえん)」が見えます。手入れの行き届いた生き生きとした青苔と木立が特徴で、園の中を散策できます。そして本堂の往生極楽院へ。こちらには国宝の阿弥陀如来三尊像が安置されています。やや前かがみに跪く「大和坐り」の左右の菩薩は非常に珍しく、今まさに立ち上がって往生者と共に彼岸の極楽へ帰ろうとする姿をしています。運が良ければ説明もうけられますので、ぜひ中に入り本堂内でお参りください。面白いお話が聞けますよ。

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本堂向かって右手、一面が苔に覆われた緑色の庭園には可愛らしい「わらべ地蔵」の姿が見えます。訪れる人を笑顔にさせてくれる姿もお見逃しなく。

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さらに奥に進むと「金色不動堂」「観音堂」、そして二十五菩薩石庭と続きます。見どころが本当に多い三千院ですので、ゆっくり時間があるときの訪問がオススメです。紅葉シーズンは公共交通機関も大変混み合いますので、時間に余裕を持って行動すると楽しい大原観光になると思いますよ。

三千院門跡
住所:京都市左京区大原来迎院町540
拝観時間:8時30分〜17時(3月〜11月)
拝観料:700円
年中無休
ホームページ:http://www.sanzenin.or.jp

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