京都 法雲寺の縁切り「菊野大明神」

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京都には悪縁切りスポットが数多くあります。有名なのは「貴船神社の奥宮」「安井金比羅宮の縁切石」などで、裏スポットとしては「鉄輪社の鉄輪ノ井」や「櫟谷七野神社の立砂」が知られています。そしてインターネット上で「ここが一番の縁切りスポット」と噂されているのが「法雲寺の菊野大明神」です。

法雲寺のお堂の東側に祠が祀られています。御神体の「縁切石」は菊野大明神(菊野尊天)と呼ばれています。
「婚礼の際には菊野大明神の傍らを通らない」のが京都の習わしとなるほど地元では知られた縁切りスポットです。

寺伝によると、昔、三条東洞院に、婚礼の儀で近くを通ると、その後に必ず夫婦が別れてしまう石があったそうです。1788年の大火で全焼してしまった寺を再建する際に、何処からともなく現れた山伏が「霊石があるのを知っているか。祀らなあかんぞ」と当時の住職に伝えたそうです。言われたとおりに境内を掘って探したところ、この「縁切石」が出てきたそうです。この「縁切石」は小野小町に恋焦がれて百夜通いをして叶わなかった深草少将が腰掛けて休んだ石とされていて、少将の無念の想いが男女を別れさせると伝えられています。

1988年に祠を改修するまでは、祠のいたるとこに恨みの込もった願書が何重にも貼られ、願掛けとして髪の毛がグルグルと巻き付けられ、さらには5寸釘が刺さった藁人形が無数に置かれるなど異様な様相だったそうです。

現在では上記の願掛け方法は行われていません。
セルフサービス状態なお寺の受付で香灯代100円を払ってロウソクと線香を2本ずつ受け取り、それを祠の指定の位置にお供えします。護摩木(冥加料300円)も受付にあるので、それにお願いを書いて供えることもできます。ペンは菊野大明神の祠の前にあるのでそこで書くと良いでしょう。これはあくまでも噂ですが「祠の回りをグルりと一周しながら祈る」と願いが叶い易くなるそうです。

「夫の浮気をやめさせたいから愛人と別れさせて欲しい」
「息子の連れてきた婚約者が気に入らないから破談にして欲しい」
「ストーカーに付きまとわれて困っているから助けて欲しい」

様々な縁切りの願い事が護摩木に書かれています。(※護摩木の雰囲気が怖かったので書かれた願い事を直接は読んでいません。上記の願い事は新聞に掲載された住職のインタビューを参考にしています。)
この護摩木の本数と同じ数だけ縁切を願う人がいて、そこに男女の情念が渦巻いています。

法雲寺
住所:京都市中京区河原町通二条上ル清水町364-1
最寄駅:市営地下鉄京都市役所前駅 徒歩5分
香灯代:100円
護摩木代:300円

2011年9月追記:「菊野大明神」に興味のある方は、失った愛を取り戻す「櫟谷七野神社」の記事もオススメです。こちらの神社は浮気封じ専門です。

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