千本ゑんま堂の「普賢象桜」が見ごろです 2015年

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上京区の千本ゑんま堂では普賢象桜が見ごろを迎えています。八重の花弁の中から牙のような双葉がでている姿が象に乗っている普賢菩薩に似ているところから「ふげんぞう」の名が付いたといわれています。ここ千本ゑんま堂が発祥とされ、毎年4月の中旬から下旬にかけて見ごろとなります。

桜 006

咲き始めは白い花弁ですが、散るときにはピンク色に染まるというなんとも風流な桜でしょうか。一ひら二ひらではなく花冠のままぼとりと落ちる散り様が、さながら斬首される囚人の姿に似てるため、中世の所司代は、この花を獄舎の囚人に見せ仏心を起こさせたともいわれています。

桜 003

今年は桜の開花時期が非常に短く少々残念な年ではありましたが、こうやってまだ桜を楽しめることを嬉しく思いました。同じく見ごろの藤棚や遅咲きの八重桜との共演もとても美しかったです。

桜 005

桜 002

千本ゑんま堂の開基である小野篁卿は、この世とあの世を行き来する神通力を有したとされる伝説の人物でもあります。本尊である閻魔法王は怖いお顔から地獄の支配者のように思われていますが、実は人間界をつかさどるとても身近な仏様です。必ずお参りしましょう。正式名は引接寺(いんじょうじ)といい、夏のお精霊迎え・ゑんま堂狂言などが有名です。

引接寺(千本ゑんま堂)
住所:京都市上京区閻魔前町34
境内無料
ホームページ:http://yenmado.blogspot.jp/

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