比叡山延暦寺「西塔」

比叡山延暦寺「西塔(さいとう)」は、釈迦堂(転法輪堂)を中心とする区域です。東塔から北へ1キロメートルほどのところにあります。

シャトルバスなら5分程ですが、徒歩でも山道のような未舗装道路を20分くらい歩けばどうにか辿り着きます。徒歩だと途中に弁慶が飲んだとされる「弁慶水」や、伝教大師最澄上人の御廟所である「浄土院」を見ることができます。西塔には一般人の研修道場である「居士林」もあり、修行体験をすることができます。

西塔は第2世天台座主寂光大師円澄によって開かれました。本堂は世界遺産に登録されている「釈迦堂(転法輪堂)」です。そのスケール感には圧倒されます。最澄自作と伝わる本尊釈迦如来が安置されています。1595年の織田信長による焼き討ちの後に、豊臣秀吉が近江園城寺(三井寺)の金堂を移築したのが、この「釈迦堂(転法輪堂)」です。鎌倉時代の建築で、延暦寺境内で最古の建物です。

阿弥陀如来を本尊とする常行堂と、普賢菩薩を本尊とする法華堂は渡り廊下でつながっています。武蔵坊弁慶がこの渡り廊下を天秤棒にして2つの堂を担いだという伝説が残されていることから「にない堂」と呼ばれています。お堂では現在も厳しい修行が行われていますので、見学の際はあまり騒がずに静かに通りましょう。

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比叡山延暦寺西塔
住所:滋賀県大津市坂本本町 延暦寺内
電話:077-578-0001
ホームページ:http://www.hieizan.or.jp/