日本最古の禅寺「建仁寺」

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祗園花街の風情が残る花見小路通りを南に下ると「建仁寺(けんにんじ)」の北門に行き当たります。

おおよそ800年前、臨済禅を日本に広めた「栄西(ようさい)禅師」によって建立された日本最古の禅寺です。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の時から純粋な臨済宗の道場になったといわれています。

本坊の入口をはいると、お寺の中はとてもひんやりとしています。順路に沿ってまずは「法堂(はっとう)」へ。すぐに目に入ってくるのは天井に描かれた「双龍図」です。ぎょろりとこちらを睨む龍の迫力もすごいですが、とにかくその大きさに圧倒されます。小泉淳作画伯作、縦11.4メートル、横15.7メートル、天井いっぱいに描かれた巨大な天井画です。正面須弥壇には本尊釈迦如来座像、脇待迦葉尊者、阿難尊者が祀られています。しばし時を忘れてもの思いにふけたい、そんな場所です。

本坊には「方丈」、白砂に緑苔と巨石を配した枯山水の前庭「大雄苑(だいおうえん)」、茶席「東陽坊」、「○△□乃庭」、「潮音庭(ちょうおんてい)」、国宝「風神雷神図屏風」(※複製)などがあります。「○△□乃庭」は単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(□)水(○)火(△)で象徴したものといわれている庭です。

平成23年1月〜平成26年1月まで屋根の葺き替え工事が行われていて、「大雄苑」にも足場が組まれ白砂も取り除かれており、残念ながらその景観を楽しむことはできなくなっています。ご注意ください。

建仁寺は町の人々に「けんねんさん」と呼ばれ今も親しまれています。境内を散策すれば、元気な子供達やお年寄りの姿を目にすることがきます。建仁寺方丈では一般参加者を募って「座禅体験」が開かれています。方丈は重要文化財でもありますが、法を説くための場所として実際に使うことが寺の使命という考えから使用をしているそうです。とても有難い話ですね。写真撮影も自由です。

建仁寺
住所:京都市東山区大和大路通四条下る小松町
TEL:075-561-6363
ホームページ:http://www.kenninji.jp/index.php
拝観料:500円
拝観時間:10:00~16:30(3/1~10/30) 10:00~16:00(11/1~2/28)
年末拝観休止:12/28~12/31
駐車場:有料

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