晴明神社 「晴明祭 -神輿巡幸-」2011

2011年9月22日から23日に行われる晴明神社の年中行事で最も重要な祭儀「晴明祭」は、季節が夏から秋へと移ろうときの穢れを祓い無病息災を祈るお祭りです。9月22日に神社境内にて「湯立神楽」や「迎え提灯」などの神事を含む「宵宮祭」が無事に営まれました。

そして9月23日には「神幸祭」として「神輿巡幸」が行われました。地元の方々からは「安倍晴明(あべのせいめい)」をかけて「雨の晴明(あめのせいめい)」と呼ばれるほど、この「晴明祭」は幾度となく雨に見舞われているそうです。しかし今年は素晴らしい快晴に恵まれました。

勇壮な少年鼓笛隊を先頭にした神輿行列は、13時に西陣織会館を出発すると、神社氏子である西陣の町内をグルりと回って、15時頃に西陣中央小学校を中継し、再び17時過ぎに晴明神社へと戻ってくる順路です。およそ500人以上の大人子供が時代衣装に身を包み、菊鉾、扇鉾、獅子舞、飾馬、稚児、八乙女、本社神輿、桃薗神輿、聚楽神輿、などが列をなす様子は、伝統ある京都の祭り風情そのものです。

地元のお祭りらしい一体感が心地良いです。通りの向こうから御囃子の音が聞こえて来ると、自然と住民たちが通りに出てきて集まり、一生懸命に神輿を曵く子供たちを「わっしょい、わっしょい」と応援していました。獅子舞にガブっと齧られて号泣する子供もいて何だかとても微笑ましかったです。こういうお祭りが地元にあるのは、本当に羨ましいですね。

「神輿巡幸」は合計3時間くらい街中を練り歩くので、写真を趣味にしている方は巡行の先回りをすることで何度もシャッターチャンスを狙うことができます。晴明神社周辺は混雑しますが、通りを一本ハズレると地元民以外の見物客が少なくなりますので落ち着いて見物できます。西陣には一般住宅にも旧家が数多く遺っていて、行列写真の背景として狙えるフォトジェニックな場所がいくつもあります。特に「西陣千両ヶ辻」辺りはNHK「美の壷」などで取り上げられるような町屋もたくさん残っています。この時期に「町家見学」として、普段は入れない町家が開放されているので「晴明祭」と合わせてぜひ千両ヶ辻にも足を運んでみてください。

その他の写真:WEB京都写真集「晴明祭」
宵宮祭の記事:晴明神社 「晴明祭 -宵宮祭-」
過去の記事:パワースポット巡礼「晴明神社」

晴明神社
住所:〒602-8222 京都市上京区堀川通一条上ル806
TEL:075-441-6460
ホームページ:http://www.seimeijinja.jp/
拝観時間:9:00~18:00
拝観料:無料