さらば青春の光、維新志士お墓参り

京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)は、高台寺の隣にある東山の神社です。千年以上の歴史を持つ古都、京都においては比較的新しい1860年代の創建です。坂本龍馬、中岡慎太郎、高杉晋作、木戸孝允、頼三樹三郎、梅田雲浜、吉村寅太郎、平野国臣、久坂玄瑞、宮部鼎蔵ら幕末勤王の志士1千356柱と、明治以降の第1、2次世界大戦の戦死者を合わせた7万3千11柱が祭神として祀られています。


(土佐藩士:坂本龍馬、中岡慎太郎)


(土佐藩士:池内蔵太)


(長州藩士:有吉熊次郎、入江九一、寺島忠三郎、久坂玄瑞、来島又兵衛、高杉晋作)

-維新志士名言集-
坂本龍馬「人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある」
中岡慎太郎「今日賎しいものが、明日には貴いかもしれない。小人か君子かは、人の心の中にある」
高杉晋作「おもしろき こともなき世に おもしろく」

維新志士の英霊はいま何を想っているのでしょうか。彼ら以外にも、墓石も無く、戦争でただ無惨に消えていった数万の若者たちの青春の残光がここにあります。殺し、殺され、多くの若者たちが容易く死んでいってしまう世の中にはもう二度としたくありません。

大量のヤブ蚊に襲われて手足のいたるところが痒くなりました。春〜秋までは虫除けスプレー必須です。雨天時は墓所参道が滑りやすく危険なので充分に気をつけてください。ご高齢の方は同伴者がいた方が安心です。鳥害や火災を防ぐために墓前へのお供えは参拝後に必ず自分で持ち帰るようにしましょう。特に火の付いた煙草を供えるのは厳禁です。参拝者のマナーが大きく問題化すると墓所が非公開となり一般参拝ができなくなってしまうこともあります。

坂本龍馬の誕生日で命日でもある毎年11月15日には「龍馬祭」が行われ、数千人の参拝者で墓所は大混雑して、墓前まで50分待ちになることもあるそうです。「墓前祭」は15時半からです。境内では京都高知県人会による軍鶏鍋が無料で振る舞われます。毎年の天候にもよるのですが、この時期は紅葉シーズンには未だ少し早いかもしれません。しかしイチョウの黄、モミジの赤、それに未だ色付く前の木々の緑、この3色が絶妙に入り混じった山々や庭木のグラデーションがとても美しい時期です。木々のあいだからは、法観寺の「八坂の塔」や「京都タワー」も見渡すことができます。

その他の写真:WEB京都写真集「京都霊山護国神社

京都霊山護国神社
住所:京都市東山区清閑寺霊山町1
ホームページ:http://www.gokoku.or.jp/
拝観料:300円
参拝時間:9:00〜17:00