新熊野神社「左義長神事」

京都市東山区の「新熊野神社(いまくまのじんじゃ)」で営まれた「左義長神事(さぎちょうしんじ)」を見に行ってきました。

「左義長」とは、小正月に行われる火祭りの神事で「どんど」ともいわれています。その起源は平安時代の宮中行事にあり、長さ5メートルの青竹三本を束ねてしめ縄を巻き、お正月に飾った門松や注連飾り、お守りや書き初めなどを櫓に組んで焼却し、一年の厄除招福、五穀豊穣を祈願をします。

午前11時頃から本殿前で獅子舞の踊りが奉納されます。太鼓と笛の音に合わせて二頭の獅子舞が舞い踊ります。その後、場所を左義長前の祭壇に移し神事が始まります。雅楽の演奏と共に参加者全員が般若心経を唱える中、左義長に火が入れられます。

火が入るとあっという間に燃え広がります。炎の火が高く上がれば上がるほどその年は「吉」とされています。そして、今年の恵方である北北西へと倒され、その火で次々とお餅が炙られていきます。左義長神事の火で焼いたお餅を食べるとその年の病を除くといわれていて、神社でお正月にお供えした鏡餅を参列者にお土産として持ち帰ることができます。

祭壇前では玉串奉納が行われ、その後は身体が温まるぜんざい・お神酒の無料接待がありました。ぜんざい券を貰う列に並んでいると獅子舞が一人一人の頭をかじり無病息災を祈ってくれました。神仏習合の時代の和気藹々とした雰囲気があって、とても楽しかったので来年もまた行こうと思いました。同日には徒歩圏内で「京都泉涌寺七福神巡り」も催されています。

 →その他の写真「新熊野神社:左義長神事2012/1/9

新熊野神社
住所:京都市東山区今熊野椥ノ森町42
TEL:075-561-4892
時間:11時~12時ぐらい
拝観料:無料
ホームページ:http://imakumanojinja.or.jp/