京都・上御霊神社「御霊祭」2012

5月1日〜5月18日まで御霊神社(上御霊神社)では「御霊祭」が行われます。

とは言え、実際に祭りとして盛り上がるのは「宵宮」にあたる5月17日の夜と「神輿巡幸」が行われる5月18日です。境内と参道には縁日屋台が並んで家族連れや子どもたちで賑わいます。近所の小中学生たちが大勢あそびに来ていました。少ないお小遣いを握りしめて何を買うのか真剣に悩んでいる姿を見ると、自分が子どもだった頃のころのお祭りの楽しかった思い出や失敗した記憶が浮かんできました。この子たちも大人になったときにこのお祭りの日を思い出して懐かしむのでしょう。

そして翌5月18日の12時半からは獅子舞・八乙女・稚児・若武者・牛車・神輿が氏子市中を巡幸します。普段はホントにひっそりとしている上御霊神社ですが、この日ばかりは各氏子地区の担ぎ手たちが勢揃いとなります。境内で神職によって「渡御の儀」が行われると、いよいよ巡幸進発です。

今出川口神輿は後水尾天皇より、小山郷神輿は後陽成天皇寄進された歴史と由緒ある神輿です。先の2基とはカタチが違う3基目の神輿が末廣神輿です。それぞれに豪華で煌びやかな神輿が豪快に景気良く鳴閂をカンカンと響き渡らせます。担ぎ手の掛声は「ほいっと、ほいっと」「えらやっちゃ、えらやっちゃ」など神輿によって異なります。

今年は約400年前に後陽成天皇から寄進された貴重な牛車が140年振りに巡幸に加わりました。これほど古くに造られた牛車が現存して動かせるというのは上御霊神社と下鴨神社くらいでしょう。16時半からはこの牛車と3基の神輿による「京都御苑巡幸」が行われました。

京都御苑の北側にある今出川御門をくぐり、­京都御所の朔平門(さくへいもん)前に3基の神輿がズラリと並びました。そして力強い掛け声とともに神輿が高々と「差し上げられる」と、見物客からは大きな歓声と拍手がおくられました。

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