今宮神社と「阿ぶり餅」合戦

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今宮神社は、今から1000年以上も昔に現在の場所に神殿が造営され三柱の神が祀られたのが始まりとされている神社です。4月には「やすらい祭り」5月には「今宮祭」10月には「例祭」などの伝統的で豪華なお祭りが毎年営まれています。そして毎月1日10:00~15:00には「今宮市手作りフリーマーケット」も催され、地域住民や観光客の交流の場となっています。

境内にある「阿呆賢さん(あほかしさん)」と呼ばれる奇石には「まず軽く手の平で三度石を打ち、持ち上げるに、たいそう重くなり、再度願い事を込めて三度手の平で撫でて持ち上げる。軽くなれば願いが成就する」と言い伝えられているそうです。そういえば、伏見稲荷大社にも「重軽石(おもかるいし)」と呼ばれる一対の石灯籠があり「阿呆賢さん」と似たような言い伝えがあります。

今宮神社と言えば、ご存知の名物「阿ぶり餅(あぶりもち)」です。きな粉をまぶした小さめのお餅を二股に分かれた竹串に差して、備長炭の強火で炙ると香りが食欲をそそります。程よい焦げ目ができたところでサッと甘めの白味噌だれにつけて仕上げです。あぶり餅で使われる竹串は今宮神社に奉納された斎串で(あるいはそれに見立てた)、食べることで厄除けの御利益があるとされています。

東門前の参道には「元祖 一文字屋 一和」と「本家 根元 かざりや」という2軒の茶屋が向かい合って客引きを競っています。せっかくなので両方のお店で食べ比べてみました。値段は全く同じ、味もほとんど違いはありません。しいて言えば、一和の方が焦げがしっかりついていた気がしますが、それも焼き加減の数秒の誤差くらいの話なので、とりあえずは空いている方で食べれば良いと思います。どちらも美味しいです。また食べたいです。

本家と元祖の静かな合戦は「八ッ橋」や「糸切餅」などでも繰り広げられています。互いに競い合い切磋琢磨していく中で、伝統を後世につないでいければベストな関係ですね。

今宮神社
住所:京都府京都市北区紫野今宮町21
ホームページ:http://imamiyajinja.org/
電話:075-491-0082

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