北野天満宮「御誕辰祭 大茅の輪くぐり」

6月25日に北野天満宮で「御誕辰祭 大茅の輪くぐり」と「天神さん」が行われました。

「茅の輪くぐり」とは、茅でつくった大きな輪を8の字にくぐることで半年分の罪穢れを祓う神事です。ここ学問の神様である菅原道真を祀った北野天満宮では、穢れを祓うだけでなく「茅の輪」を「智の輪」にかけて、茅の輪をくぐると頭が良くなるご利益があると言われています。

楼門の大茅の輪は前日24日の夕方に取り付けられ、当日25日の早朝5時からくぐれるようになります。が、参拝者が茅を持ち帰ってしまうので午前中には大茅の輪の下部分が無くなってしまいます。残念これではくぐれない。と思ったら本殿前にも通常サイズの茅の輪が設置してありました。


ちなみに茅の輪については諸説あるらしく、上御霊神社では「輪に使われた茅を引き抜いて、自分で小さい茅の輪を作って自宅に飾ると半年のあいだ無病息災で過ごせる」とのことですが、北野天満宮では「茅の輪くぐりは、穢れを茅に移すことで無病息災を得る風習であり、茅を持ち帰ることは穢れを自宅に持ち帰ることになるので避けるようにすべき」とのことです。どちらが正しいということではなく、それぞれの神社の風習に従って、上御霊神社では持ち帰り、北野天満宮では持ち帰らないようにするのが良いでしょう。

また、京都では夏越祓に「水無月」という三角形の白ういろうに小豆をのせた和菓子を食べる習慣があります。小豆には悪霊ばらいの意味があり、三角形は暑気を払う氷を模したといわれています。

天神さんの骨董市と植木市もこの日はどこのお店も普段よりセールして販売していました。古い着物が袋につめ放題で800円なんて大セールも。天神さんの市は毎月25日に開催されています。ぜひ足を運んでください。特に外国人観光客が安くお土産を買うのにベストです。

北野天満宮
住所:〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
電話:075-461-0005 拝観時間:9:00~17:00
拝観料:境内無料(宝物殿は有料・300円 1/1・12/1・毎月25日・4/10~5/30)
ホームページ:http://kitanotenmangu.or.jp/