祇園祭2012 山鉾巡行

宵山の夜に好天を願って演奏される「日和神楽」が天に届いたのか、7月17日は晴天に恵まれて「山鉾巡行」が行われました。

午前9時に長刀鉾を先頭に四条烏丸を出発し、河原町通を経て御池通へ向かいます。途中には「巡行くじ改め」や「巡行しめ縄切り」など巡行の見せ場が多々ありますが、今年はどうしても「辻回し」を見てみたかったので、巡行のゴールである新町通の交差点付近で観覧することにしました。辻回しとは、直進しかできない鉾の向きを変えるため、鉾下に青竹を敷き詰めて水を打ち、曳手が綱を引く事により方向を90度転換することを言います。途轍もない重さのある鉾を2~3度に分けて動かすのですから、その豪快さは見ものです。

先頭の長刀鉾が到着すると、待ちわびた観衆から拍手が沸き起こります。そして、剛力(ごうりき)に抱えられながらお稚児さんが鉾を降りていきます。次はついに辻回しが始まります。準備が整うと、音頭取4人集の「エンヤラーヤー」の掛け声で綱が引かれ鉾が向きを変えていきます。豪快かつ美しい山鉾の姿に何とも言えない感動を覚えました。掛け声も各鉾ごとに少しずつ違っているので、そちらも楽しむのもオススメです。

月鉾が特にかっこ良かったです。待ち時間を合わせると約3時間強に渡る長丁場でしたが、念願の辻回しを見る事ができ満足の一日となりました。千年以上もこの祇園祭を続けている京都の町って、やっぱり凄いです。

トコトコト過去記事→祇園祭山鉾巡行「2012年版」祇園祭2012 長刀鉾曳き初め

余談ですが、菊水鉾と鶏鉾は6回の辻回しをしないと元の鉾町へ帰れないそうです。お疲れ様です。

祇園祭「山鉾巡行」
日時:2012年7月17日
場所:四条通、河原町通、御池通
時間:9時~
ホームページ:http://www.gionmatsuri.jp/