縁結びの神さま「地主神社」

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清水寺を観光した方が必ず立ち寄るのが、この縁結びの神さま「地主神社(じしゅじんじゃ)」です。修学旅行の思い出として友人たちとキャアキャアしながら「恋占いの石」に挑戦した記憶のある方は多いはずです。

創建年が不明なほど古い神社で、1994年には本殿・拝殿・総門と境内地が清水寺と共に「世界遺産」に登録されています。現在の社殿は1633年(寛永10年)、徳川三代将軍家光公の再建による建築です。811年(弘仁2年)に、嵯峨天皇が地主桜の美しさに三度車を返したという 「御車返しの桜」の伝承が残っているので、それ以前から在ったと考えられます。

京都盆地が湖であった古い時代には、この境内地は小島だったらしく不老長寿の霊山「蓬莱山(宝来山)」 として信仰されていたそうです。神社の東隣下の崖には船着き場の跡も遺っています。2003年に発表された関西大工学部の研究データによると、京都盆地の下には現在も琵琶湖の八割くらいの水量の巨大な地底湖が眠っているそうです。それを聞くと、この「蓬莱山」伝説も真実味を帯びてくると思いませんか?

地主神社と言えば、もちろん「恋占いの石」でしょう。膝の高さほどの2つの石で、片方の石から反対側の石に目を閉じて歩き、無事に辿りつけると恋が成就する言い伝えられています。周りに助言を受けて辿りつけた時は人の助けを借りることで恋が成就するそうです。若者や海外からの参拝者にもよく知られていて、この石で恋を占うことが地主神社参拝の大きな目的のひとつとなっています。ちなみにこの石、縄文時代の遺跡であることが研究者の調べで判明しているそうです。

「丑の刻参り」(※ご神木に釘を打つことで結界を破り、常世から邪神を呼び出して恨んだ相手を祟る儀式)と言えば、京都では「貴船神社」が有名ですが、地主神社の「いのり杉」と呼ばれるご神木の木肌にも、丑の刻参りで藁人形を打ち付けた五寸釘の跡が無数に残っています。深く強く穿たれた穴を視ると、人の恨みは買わないように気を付けようという気になります。

地主神社
住所:京都市東山区清水一丁目317
ホームページ:http://www.jishujinja.or.jp/

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