下鴨神社「矢取神事」2012

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2012年8月6日(旧暦の立秋前夜)の夕刻から、下鴨神社にて「夏越神事(なごししんじ)」として「矢取神事(やとりしんじ)」が営まれました。

「夏越神事」そのものは18時半から本殿ではじまります。本殿では神事に参加する「裸男」たちへのお祓いが行われます。19時を過ぎてようやく御手洗池に「裸男」たちが並びます。御手洗池の四方に斎竹(いみだけ)が立てられ、それらを紐でつないで「結界」として、神事の行われる空間を清めます。

池の中央には斎矢(いみや)が立てられています。これは下鴨神社の御祭神である玉依媛命が川遊びをしていると一本の矢が流れ着き、持ち帰ったところ懐妊し、賀茂別雷神を生んだという故事にちなみ、ここから「夏越神事」が「矢取神事」と呼ばれるようになりました。

氏子や参拝者たちが奉納した厄除けの人形が流されると、「裸男」たちが一斉に飛び込み斎矢を奪い合います。時間にして1分にも満たない間に、斎矢の争奪は終了します。舞い散る黄色い人形と「裸男」たちのあげる水飛沫で、池の結界の中の光景はまるで別世界を垣間見るようで、不思議な感動と興奮に包まれます。

楼門には、茅の輪が設置されています。「矢取神事」の後は、神職たちと共に茅の輪を潜って穢れを祓い、これから半年間の無病息災を祈ります。

下鴨神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
ホームページ:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
矢取神事:(2012年8月6日) 18:30〜19:30

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