敷紅葉の圓光寺 2012

3連休を利用して紅葉の名所として知られる「圓光寺(えんこうじ)」に行ってきました。紅葉の見頃を迎えたとあり、一乗寺界隈は渋滞ができるほどの混雑ぶりです。この辺りは詩仙堂、曼殊院 、金福寺、そして圓光寺と美しい庭園を楽しめるお寺が数多く点在しています。

徳川家康が国内数学の発展を図るため、伏見に圓光寺を建立し学校としたのが始まりです。その後、ここ一乗寺に移転され現在に至っています。入口を抜けると、鮮やかな赤・黄色に染まった紅葉が見えてきます。雨上がりの艶やかな美しさに思わず声がでました。大勢の観光客で混み合っていましたが、そんなことを忘れてしまうくらいの光景がそこにはありました。そして、圓光寺といえばやはり「敷紅葉」です。紅葉した葉が舞い散り、庭一面の杉苔の上は色とりどりの紅葉に覆われます。杉苔の緑と紅葉のコントラストが実に見事で、紅葉の名所の名にふさわしい場所です。

書院から見える十牛(じゅうぎゅう)之庭は、柱を額縁に見立てて絵画のように愛でることができます。部屋の一番端から庭全体を見るのがオススメの楽しみ方だと案内の方がおしゃっていました。今の季節はなかなかゆっくり見ることができないのが少し残念ですね。因みに、「牛」とは誰もが生まれながらに持っている仏心を指しています。その悟りに至る段階を表しているのが十牛之庭だそうです。

境内山上には徳川家康を祀った東照宮や、墓地内には村山たか女(花の生涯のヒロイン)のお墓などがあります。こちらから見る景色も絶景なので、時間がある方にオススメです。こちら圓光寺のパンフレット写真が非常に鮮やかだったのでホームページを開いてみたところ、さらに見事な写真の数々が掲載されていました。庭園が示す四季折々の持つ美しさの表現方法は、私が忘れてしまった自然を畏敬する気持ちを思い出させてくれました。感謝。

周辺の観光名所
 →花や虫と暮らす「詩仙堂」
 →紅葉に染まる「曼殊院」
 →狸谷山不動院「千日詣り火渡り祭」

圓光寺
住所:京都市左京区一乗寺小谷町13
拝観時間:9時〜17時
志納料:500円
ホームページ:http://www.enkouji.jp/