三十三間堂「大的大会・楊枝のお加持」2013

京都市東山区の「三十三間堂」で「大的大会(通し矢)」と「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」が行われました。この日は、境内が無料で開放され拝観料も不要となるため、大勢の人で一日中賑わいます。

大的大会は江戸時代の「通し矢」にちなんだ大会で、全国から約1500人が参加する大規模な大会で「全国大的大会」とも呼ばれています。三十三間堂本堂の西庭、南側に直径1メートルの的を置き、60メートル離れた場所から矢を放ち当てるものです。江戸時代の通し矢では、一昼夜のうちに何本的に当てられるかを競ったと伝えられています。新成人が華やかな晴れ着姿で競技をする姿は京都の風物詩の一つにもなっています。着物姿で友人達と楽しそうに写真を撮る光景にこちらも自然に笑みがこぼれます。

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「楊枝のお加持」を受けに内部拝観に向かいました。インド伝来の修法で平安時代からの伝統をもつこの儀式では、聖樹とされる「楊枝(やなぎ」で、観音さまに祈願した法水を参拝者に注ぎ諸病を除くというものです。特に頭痛に効くといわれ、今年1年の無病息災・厄除開運のご利益を授かります。「千体千手観音像」の見事さに圧倒されながら混雑の中を進むと、国宝である3メートル余りの「千手観音坐像」が見えてきます。

堂内は撮影禁止なので上記ツイートで千手観音像画像をどうぞ。一像一像が放つ力場に圧倒されます。お加持所前で浄水を注いでもらった後、ぐるりとお堂をまわり、大的大会の見物をしました。振り袖袴姿できりりと弓を引く真剣な眼差しが印象的でした。午後には教士・範士の称号者の競技も行われ、熟練した技を見ることもできます。

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↑毎年のように男子の部はほとんどTV放送されません。振袖女子の華やかさに紋付黒袴男子は勝てず。でもファンもいますよ。

「大的大会に出場された新成人の皆様おめでとうございます。
ご両親様のお慶びも一入かと存じます。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。」トコトコト一同

蓮華王院 三十三間堂「大的大会、楊枝のお加持」
住所:京都市東山区三十三間堂廻町657
TEL:075-561-0467
拝観料:この日に限り無料
時間:9時~15時30分受付終了(16時閉門)
ホームページ:http://sanjusangendo.jp/