須賀神社「追儺招福豆まき・懸想文売り」 2013

聖護院門跡より歩いてすぐの所に交通神社・縁結びで知られる「須賀神社」があります。こちらの節分は「懸想文売り(けそうぶみ)」が現れることで有名です。

P4020417

「懸想文」とはいわゆる「ラブレター」のこと。平安時代にお金に困っていた貴族が、お小遣い稼ぎに字の書けない民の為にラブレターを代筆して、顔を隠しアルバイトをしてことが始まりといわれています。2月2日~3日には、白覆面に烏帽子・水干姿の懸想文売りが、肩に梅の枝を担いで懸想文を境内で売り歩きます。

狭い境内には懸想文売りから文を購入しようと大勢の人の姿がありました。縁結びのご利益もあるとあって、特に女性の姿が多く見受けられます。遠方からわざわざ足を運ぶ人も多いとか。懸想文売りに写真をお願いすると快く承諾してくれました。肩にかけている梅の枝には「此の文を求めて鏡台や箪笥の引き出しに人に知られないように入れておくと、顔・かたちが良くなり着物が増えて良縁があるといわれています」という札が付いていました。なるほどこれは女性に人気が出るはずです。既婚者の私も心がときめきます。懸想文の風習は一時は衰退しますが、須賀神社が節分祭の2日間だけ復活させ人気行事となったそうです。

P4020443

2日15時からは招福豆まき祭りが行われます。14時30分を過ぎたあたりから境内は混み合います。境内はそれほど広くないので入れる人数は限られますのでお早めにどうぞ。豆撒きの前に行われた奉納演舞も始めて見るものでとても新鮮でした。豆撒きが始まると境内は大変な盛り上がりとなり、自分を守るのに一苦労でした。須賀神社の福豆の中には数字が書いてある当たりくじがあり商品が貰えるとあって、終了後にまた一つ楽しみがあります。

P4020421

また、境内では節分限定で販売される須賀多餅(130円・お茶付き)を味わうこともできます。京都の節分はそれぞれの社寺ごとに特色があり楽しみは尽きません。

須賀神社「節分祭」
住所:京都市左京区聖護院円頓美町1
日時:2月2日~3日
招福福豆まき祭り:2月2日15時〜