糺の森と共に佇む「下鴨神社」その2

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朱色の楼門を抜けと、中央には「舞殿(まいどの)」が見えます。ここは葵祭の際、天皇の勅使が御祭文を奏上され東游が奉納される場所です。左手には「神服殿(しんぷくてん)」、右手には「橋殿(はしどの)」、そして右奥には歌会・茶会がおこなわれる「細殿(ほそどの)」と数多くの重要文化財が建ち並びます。さらに右手奥に進むと、「御手洗(みたらし)社」に行き着きます。この場所は何とみたらし団子の発祥の地なんだそう。御手洗池から湧き出る泡を人の型にかたちどったものが、みたらし団子になったといわれています。神社とお団子ってなかなか意外な組み合わせですね。毎年、土用の丑の日の前後には、神池である御手洗池に足をつけ罪や穢れを祓い、無病息災を願う夏祭り「みたらし祭」も行われます。うなぎも良いけど、裸足になって心身を清めて暑い夏を乗り越えたいものですね。

そして、中門を通ると左右には「えとの社」があり、干支ごとにお参りできるようになっています。御祭神である七つの名を持つ大国主命が祀られていることから、七つの杜からなっています。自分の干支を見つけてお参りしましょう。最後は国宝の本殿へ。とはいえ、肝心の本殿は幣殿越しにしか見ることができず、外側からは柱や御簾に隠れていてその姿を直接見ることができません。残念ですね。

また、下鴨神社には摂末社として「河合神社」が存在します。この神官の家に生まれたのが「方丈記」で有名な鴨長明です。事情により重職を継ぐことができなかったことで強い厭世感を抱き、方丈記にて人生のはかなさや無常さを書くにいたったといわれています。同神社の御料屋を資料館として公開しているので、興味のある方にはぴったりですよ。また、ここは女性守護の神様・日本第一美麗神の神社としても有名です。「鏡絵馬」といって、顔の書かれた絵馬に自分の化粧品などでメイクをして美しさを願います。本殿には多くの鏡絵馬が飾られていて、見るだけでも面白いです。綺麗にお化粧された絵馬たちは何だかとても可愛くみえます。

下鴨神社では年間を通して数多くの行事が開催されています。「蹴鞠はじめ」や幻想的な「蛍火の茶会」などの伝統的なものから、「下鴨納涼古本まつり」、河合神社での「弦楽四重奏コンサート」や時代劇の撮影など本当に紹介しきれないくらい。参拝前に色々調べていくと、また面白い別の何かに出合えるかもしれませんよ。

どうか自然豊かなこの神社で、ホッと一息日常を忘れてゆっくりと癒されて下さいね。

下鴨神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
ホームページ:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
開閉門時間:6:30~17:00
特別拝観大炊殿:10:00~16:00
御祈祷時間:9:00~16:00
T E L:075-781-0010
e-mail:info@shimogamo-jinja.or.jp

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