京都のひな祭り:女人厄除けの「市比賣神社」へ

地下鉄東西線・五条駅から徒歩10分、女人守護の神社として知られる市比賣神社(いちひめじんじゃ)があります。ご祭神がすべて女性であるということから女人の守り神とされ、良縁・子育て・安産等にご利益があると女性に人気の神社です。神社建築としては大変珍しい北向きの本殿は、神社が皇室守護の神社であることから、北向き(御所向かい)に建てられていると伝えられています。

境内にある「天之真名井(あめのまない)」の水は歴代天皇の産湯に用いられたという伝承をもち、現在も茶会等に用いられている名水として知られています。絵馬をかけた後にご神水を飲み、心よりの願いを一つ祈ると思いが叶えられるそう。お参りに行った際にぜひ試してみて下さい。また、天之真名井の上部には、おみくじとお守りが一緒になった可愛らしい「姫みくじ」が沢山飾られています。味わいのある顔を見ていると、思わず笑みがこぼれます。また、境内には珍しいカード塚や商いの神様でもある市場守護神もまつられています。

毎年3月3日には「ひいなまつり」が行われ境内は多いに賑わいます。平安時代の貴族の格好をした男女が大きなひな壇に勢揃いする「ひと雛」で有名ですが、こちらのイベントは神社近くにある「ひと・まち交流館 京都」で行われています。2階のひいな祭り受付で参観券(1,000円)を購入すると、男雛女雛の着付実演・ひとびな勢揃(雛段)・官女の舞・平安貴族の遊び(投扇興、双六、ひな茶接待など)などが鑑賞できます。平安気分にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。

下鴨神社の「流し雛」と共に、京都のひな祭りを代表するイベントです。

市比賣神社(いちひめじんじゃ)
住所:京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
拝観時間:9時〜16時30分(受付終了)
拝観料:無料
ホームページ:http://ichihime.net/index.html
主なイベント:ひいなまつり(3月3日)
ひと・まち交流館 京都ホームページ:http://www.hitomachi-kyoto.jp/about.html