祇園祭2011「神輿洗式」

京都・祇園祭の最中の7月10日と28日に「神輿洗式(みこしあらいしき)」が営まれます。

この神輿洗いは、祇園祭の神幸祭(17日)と還幸祭(24日)の前後に京都市内を練り歩く神輿を、鴨川の水で清めるための儀式です。八坂神社には3基の神輿がありますが、そのうちの素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祭る「中御座(なかござ)」が神輿洗いを受けます。このときの神輿は飾りが取り付けられていません。四条大橋の上には1時間も前から大勢の見物人と警察官が神輿を待っていました。

長さ5mの大松明で八坂神社と四条大橋の間を往復する「道清の儀」で清めた後に、白い法被姿の氏子たちが「ほいっとー ほいっとー」と掛け声をあげながら四条大橋まで神輿を担ぎます。この道路に落ちた大松明の消し炭を持ち帰って玄関に飾ると厄除けになるそうです。


 
四条大橋の真ん中あたりで、午前中の「神用水清祓式」で鴨川からくみ上げてお祓いをした水に浸した榊(さかき)を神職が神輿に振りかけます。この水にはご利益があると言われているので、担ぎ手や子どもたちもしぶきを浴びようと神輿を取り囲みます。

橋の上での儀式が終わると再び八坂神社へ戻り、3基の神輿に飾り付けが行われ「神輿洗式」の神事は無事に終わります。21時頃からは能舞台で、鷺の舞・小町踊・万灯踊などが奉納されます。

四条大橋
住所:〒605-0933 京都府京都市東山区大和大路四条上ル常盤町174
最寄駅:京阪祇園四条駅