150年ぶりに祇園祭の後祭に復活!「大船鉾」の曳き初め

前祭の山鉾巡行が無事に終わり、ついに後祭が復活します。話題の中心は何といいましても幕末に焼失してから150年ぶりに復活する「大船鉾(おおふねほこ)」。20日14時からは曳き初めが行われました。

曳き初め開始の30分前からスコールのような雨が降りましたが、始まる時刻になると不思議とピタッと止み晴れ間が見えるというなんともいえないお天気に。大船鉾の船出を祝うような神々しいお天気のなか、曳き初めは時間より少し遅れて始まりました。

大船鉾 017

大船鉾が歩みを進めると、歴史的瞬間を見にと詰めかけた観客たちから大きな歓声と拍手が送られました。わたしは四条新町でその姿を待っていましたが、あまりの見物客の多さで大船鉾は四条通から北上できずに「四条-高辻間」の往復となりました。混乱やアクシデントはありましたが、その復興した姿に感激です。今日からの拝観もすでに何時間待ち、粽も完売という大賑わいのようです。24日の後祭の山鉾巡行も見にいこうと思っています。今後も大船鉾から目が離せませんね。

祇園祭 後祭
曳き初め(曳きぞめ):大船鉾14時~(2017年現在では15時より)
ホームページ:http://www.ofunehoko.jp/

祇園祭2012 花笠巡行

7月24日、京都はおよそ1ヶ月続く祇園祭の最中です。「還幸祭神輿渡御」を夕方に控えて10時から「花傘巡行」の行列が市中を練り歩きました。

元々は7月17日の「前の祭(さきのまつり)」と7月24日の「後の祭(あとのまつり)」に別れていた「山鉾巡行」が昭和40年を最後に合併された翌年に創設された行事です。花傘巡行には現在のような山鉾巡行の形になる以前の「祇園会」の風流が多数取り入れられています。

京都織物卸商業組合が出す傘鉾を中心に、八坂神社青年会の獅子舞や母衣武者、子供達による馬長、祇園のお茶屋組合や長刀鉾囃子方などバリエーションに富んだものです。内容は特に定まっていないらしく毎年すこしずつ変わるようです。今年は母衣武者はいなかったです。先頭を行く子供神輿たちが真夏の暑さに負けない元気でした。

行列は八坂神社を10時頃出発、四条通を西へ、河原町通を上り、御池通を西へ、寺町通を下り、再び四条通に出て12時頃に八坂神社へ帰ります。御旅所では山鉾巡行のように「くじ改め」も行われます。その後に外拝殿で舞が奉納されます。

花傘による巡行には、還幸祭で神輿渡御する前に市中の疫神を集めて祓う意味があります。元々は今宮神社が桜の散り始める陰暦3月に疫病が流行したので花の霊を鎮め無病息災を祈願したのが花傘の起源とされています。現在でも今宮神社では毎年4月に奇祭「やすらい祭り」が行われています。

花笠巡行で市中の疫が祓われると、夕方からはいよいよ御旅所から八坂神社へと神輿が還る還幸祭がはじまります。

祇園祭 花笠巡行
日時:7月24日10:00〜12:00