京秋を彩飾る「時代祭」前編 2011

毎年10月22日に京都市内で開催され、京都三大祭に数えられる「時代祭」。今年は生憎の雨天となり10年振りに翌日延期となりました。10月23日は時折小雨がパラつく程度で済み、沿道には5万人の見物客が並んで無事開催となりました。

1895年に平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建されたときに、平安神宮の保存のために京都市民により平安講社が組織され、その記念事業として「時代祭」が始められました。「時代祭」が行われる10月22日は、桓武天皇が794年に長岡京から平安京に遷都した日です。

時代風俗行列は、明治維新から延暦時代へと歴史を逆向きに辿って時代風俗の変遷を再現しています。現在の参加者は20列、2000人にも達し、行列の長さは2kmにもなります。2名の婦人警官騎馬隊を先導にして、京都御所建礼門前を12時に出発→烏丸通→御池通→河原町通→三条通→平安神宮まで、京都市内に一大時代絵巻が展開されます。

時代祭:時代風俗行列順序
明治維新時代(維新勤王隊列、幕末志士列)
江戸時代(徳川城使上洛列、江戸時代婦人列)
安土桃山時代(豊公参朝列、織田公上洛列)
室町時代(室町幕府執政列、室町洛中風俗列)
吉野時代(楠公上洛列、中世婦人列)
鎌倉時代(城南流鏑馬列)
藤原時代(藤原公卿参朝列、平安時代婦人列)
延暦時代(延暦武官行進列、延暦文官参朝列、神饌講社列、前列、神幸列、白川女献花列、弓箭組列)


 
 →京秋を彩飾る「時代祭」後編
 →その他の写真:WEB京都写真集「平安神宮・時代祭

時代祭
主催:平安神宮、平安講社、時代祭協賛会、京都市
開催日:毎年10月22日(雨天翌日順延)
会場:京都御苑〜沿道〜平安神宮
見物料:沿道無料、有料指定席(2000円:パンフレット付)
ホームページ:http://www.heianjingu.or.jp/

京秋を彩飾る「時代祭」後編 2011

時代祭スケジュール
8:00 神幸際
10:30 行在所祭
12:00 行列進発
14:30 平安神宮到着
16:00 大極殿祭並還幸祭

見どころは綿密な時代考証が重ねられた1万2000点にも及ぶ調度品・衣装・祭具です。京都の町が培ってきた伝統工芸技術の技で修復・復元した本物の品々をご覧下さい。

行列には総勢2000名もの市民も参加しています。知り合いを見つけて嬉しそうに微笑む人の姿も見うけられました。まさに市民のお祭り。

江戸・中世・平安の婦人列は京都五花街の芸妓・舞妓さん達が毎年交代で務めています。勇ましい姿の男性達の行列の間を歩く、艶やかな衣装の婦人列にはやはり華があります。馬に乗り甲冑姿の木曽義仲の側室「巴御前」の姿は凛々しくて素敵でしたよ。

約4.5㎞の道のりを経て、平安神宮へと到着します。皆さんお疲れ様でした。来年は平安神宮道にも設けられる有料観覧席で見たいものです。

 →京秋を彩飾る「時代祭」前編
 →その他の写真:WEB京都写真集「平安神宮・時代祭

時代祭
主催:平安神宮、平安講社、時代祭協賛会、京都市
開催日:毎年10月22日(雨天翌日順延)
会場:京都御苑〜沿道〜平安神宮
見物料:沿道無料、有料指定席(2000円:パンフレット付)
ホームページ:http://www.heianjingu.or.jp/