京都で「ゆく年くる年」

今年は初めて京都で年を越しました。

2011年12月31日の大晦日。日蓮宗本山本満寺にて除夜の鐘を撞きました。梵鐘を108打して108あるという煩悩を少しでも取り払い、来る年はより良い年であるようにと祈願するのが大晦日の「除夜の鐘」です。23:45から住職の説法が数分あり、その後に最初の鐘を住職自ら撞きます。その後は並んだ順に一般参拝者が撞いていきます。先着108名には撞いた鐘の番号が書かれた「年中安泰守護之符」が授与され、普段は一般参拝できない本堂でお祈りをしてから御神酒(ワンカップ大関)をいただきました。

本山本願満足寺(本満寺)
住所:京都市上京区寺町今出川上ル2丁目鶴山町16
除夜の鐘:毎年12月31日23:45〜
整理券:無し
無料接待:先着108名まで御札と御神酒

そして2012年1月1日の元日。深夜0時から開門している下鴨神社へ初詣に行きました。参道には屋台が並び、境内の数カ所で御火焚が営まれ、大勢の参拝者で賑々しい正月の雰囲気を存分に味わえます。下鴨神社では1月1日〜2日まで正月関連の神事が数多く営まれます。特に1月4日の「蹴鞠はじめの儀」は人気があります。

1月01日 午前6時:歳旦祭
1月02日 午前10時:御蔭神社歳旦祭
1月04日 午後1時30分:蹴鞠はじめの儀
1月05日 午後3時:年賀祭
1月07日 午前10時:昭和天皇祭遥拝式、午後1時30分:成人祭
1月08日 午前11時:初えと祭
1月09日 午前10時:言社歳旦祭
1月15日 午前10時:御粥祭

下鴨神社(賀茂御祖神社)
住所:京都市左京区下鴨泉川町59
ご利益:開運厄除、良縁成就など
ホームページ:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

本満寺妙見宮「御火焚祭」

日蓮宗の本山である「本満寺(ほんまんじ)」(本山本願満足寺)の門前にある妙見宮では、毎年12月1日に「御火焚祭」が営まれます。

妙見宮の紅葉は盛りを迎えていました。妙見宮に祀られている妙見大菩薩は、北極星を神格化した菩薩で、星空の中心にあって万物の運気を司ることから開運厄除の御利益があります。江戸時代中期に京都御所の紫宸殿を中心とした十二方位の妙見菩薩を巡る「洛陽十二支妙見」が始まったのですが、明治の神仏分離令によってこの風習は廃れてしまいました。しかし昭和61年に日蓮宗のお寺が中心となって「洛陽十二支妙見」は再興されました。本満寺の妙見宮は「丑」です。

13時から堂内で法要が営まれます。40分以上も読経が続き、堂内での法事が済むと境内に設置された火床でお火焚が始まります。火床が金網で囲まれている理由は、何かが弾け飛ぶので危ないからです。かなり大きな「パンッ!パンッ!」という音とともに何かが弾けて金網にぶつかっていました。お火焚中は住職が護摩木を火床に投じ、その後ろで参拝者が「南無妙法連華経」と唱えながら太鼓を叩き続けます。

14時頃に妙見宮での御火焚祭が無事に終了すると、本満寺の門前にある仮舞台で住職による説法が行なわれました。本満寺の成立から即身成仏の意味に入って最後は現代教育論や極楽浄土実現のお話まで、説法を聞くのは初めてだったのでとても勉強になりました。

そして最後に皆が待ちに待った「餅まき」と「福引」が行なわれます。参拝者のテンションも一気に高まって大盛り上がりでした。私は29個もキャッチしました! 振る舞われた餅は手づくりで上面に「福」の文字が書かれていました。福引は空くじなしで何らかの景品をいただけます。さらに福引とは別に「火焚饅頭・蜜柑・おこし」のお火焚3点セットも参拝者全員がいただきました。

本満寺では毎年の節分にも「餅まき」を行うそうです。こちらの行事も一般参加OKなので、ぜひ皆さんで来てくださいとのことです。

本満寺妙見宮「御火焚祭」
日時:毎年12月1日(法要13時、火焚14時前、その後に説法、餅まき、福引)
住所:京都市上京区寺町今出川上ル2丁目鶴山町16