京都・祇園祭2017年 山鉾巡行順 前祭7月17日/後祭7月24日


船鉾 (鉾曵初め 2011年7月13日)

2014年の祇園祭から山鉾巡行が「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」に分かれることになりました。7月2日に行われた「くじ取り式」で、前祭巡行で山一番を引き当てたのは「占出山」、後祭巡行では「鯉山」となりました。大船鉾はくじ取らずで後祭の最後尾を巡行します。今年も注目を集めそうですね。前祭の山鉾巡行の「くじ改め」は麩屋町四条付近、後祭の山鉾巡行の「くじ改め」は寺町御池付近で行われますのでご注意ください。

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-前祭 巡行17日-
先頭:長刀鉾 [疫病除け] 毎年巡行の先頭を行き、生稚児を乗せる鉾
2番:<山一番>占出山 [安産] 「鮎釣山」とも呼ばれ、身重の神功皇后がご神体
3番:孟宗山 [親孝行] 雪の中から奇跡的に掘り当てた筍を病身の母に持ち帰る孟宗を表現
4番:霰天神山〔火除け〕永正年間の大火の際、霰が降って鎮火したという故事に由来
5番:函谷鉾 [疫病除け] 鉾頭には函館関から見た明け方の山稜と三日月を掲げる
6番:伯牙山 [技芸向上]琴の名手・伯牙が理解者を失い琴の弦を切ろうとする姿を表現
7番:四条傘鉾 [招福] 赤幣と若松を乗せた傘そのものがご神体
8番:芦刈山 [夫婦和合/縁結び] 芦を刈る翁は運慶の子孫・康運の作
9番:月鉾 [疫病除け]「動く美術館」とも称される、重量・高さ共に全山鉾一
10番:山伏山 [無病息災/学業成就] 清祓いと祈祷が共に行われる神仏一体の山
11番:油天神山 [学業成就] 風早家に祭られていた菅原道真公の天神像がご神体
12番:太子山 [智恵授与] ご神体は16歳の白装束姿の聖徳太子
13番:鶏鉾 [疫病除け] 稚児人形は鶏の天冠を頂く、ベルギー製の見送は需要文化財
14番:木賊山 [迷子除け] 金具にあしらわれた蝙蝠がユニーク
15番:綾傘鉾 [縁結び] 鬼形は太鼓に合わせて棒を振り回す「棒振り囃子」を披露
16番:蟷螂山[疫病除け] 屋根上のからくり仕掛けのカマキリは愛嬌たっぷりの大スター
17番:菊水鉾 [不老長寿] 商売繁盛 菊の露を飲み長寿を保った枕慈童に由来
18番:白楽天山 [学業成就] 見ものは豪華な各国の織物
19番:郭巨山 [金運招福] 金運招来の山とされ別名は釜掘り山。粽には金運招福の小判付
20番:保昌山 [縁結び] 恋のため紅梅を手に入れようとする平井保昌を表現
21番:放下鉾 [疫病除け] 稚児人形が三人の人形方によってなめらかな稚児舞を披露
22番:岩戸山 [開運] 松を真柱に伊弉諾尊を屋上に安置。鉾と同じく祇園囃子を奏でる曳山
23番:船鉾 [安産] 舟形の威容は身重でありながら男装し海賊に勝利した神功皇后に由来

-後祭 巡行24日-
1番:橋弁慶山 [心身強健] 五条大橋で牛若丸と弁慶が刀を交える有名なシーン
2番:北観音山 [疫病除け] 天水引は雲龍図と金地唐草を使用 百子図綴錦は優品
3番:<山一番>鯉山 [立身出世] 龍門の滝を昇りきった鯉は龍になるという中国の伝説に取材
4番:役行者山 [疫病除け] 左右のご神体の背後にある二本の朱傘が特徴的
5番:八幡山 [夜泣き封じ] 木彫りの鳩が鳥居の上で向かい合う夫婦円満のしるし*
6番:南観音山 [疫病除け] 山後部から垂れ下がる柳の枝は疫病除け、龍の目は宝石
7番:鈴鹿山 [盗難除け/安産] ご神体は山鉾随一の美女と誉れ高い鈴鹿権現
8番:浄妙山 [勝負運]一来法師が筒井淨妙に先んじようとする一瞬を人形組みで表現
9番:黒主山 [盗難除け/泥棒除け] 大判黒主が大きく反って滋賀の山桜を仰ぐ姿を表現
10番:大船鉾 [安産/勝負運] 船鉾は神功皇后の出陣を表し、大船鉾は戦勝凱旋の船を表す

最終の「大船鉾」は幕末の「蛤御門の変」による大火で山が焼失してからは、焼失を免れた御神体神功皇后御神面や大船鉾懸装品一式を飾る「居祭」のみで巡行への参加が途絶えていましたが、2014年度に巡行復活しました。

京都の年中行事「6月の催し・伝統行事」

梅雨入りする6月。雨でじめじめとしていて気分もふさぎがちになりますが、植物や苔から放たれる生命力の美しさを感じる季節でもあります。

6月第1日曜日 「祗園放生会」祗園白川巽橋 仏教の「殺生を禁じ放生せよ」という教えに基づき、食膳に供される生き物への感謝の意を込めて行われています。巽橋の上から2000匹の魚の稚魚を白川へ放流します。舞妓さんも参加するので毎年大賑わいです。

6月1~2日 「京都薪能」平安神宮 初夏の風物詩として親しまれているのが薪能です。夕闇が迫り篝火がたかれ始めると、朱塗りの神殿がライトアップされます。荘厳な雰囲気を楽しめるひととき。

6月1日~7月上旬 「あじさい園開園三室戸寺 あじさい寺とも称される三室戸寺。30種・1万株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花などが境内の杉木立の間に咲く姿は見事です。

6月1日 「貴船祭貴船神社 千度詣り後、招福餅まきやヤマタノオロチ退治神話を再現した出雲神楽が奉納されます。

6月1日 「雷除大祭」北野天満宮 北野天満宮の境内、本殿前に鎮座する火之御子社の例祭で、雷除けの御守りが授与されます。

6月1日 「雷除祭」吉祥院天満宮 ゴルフや登山者の安全を祈願して朝6時より行われます。桑の葉のお守りが授与(有料)や朝がゆ接待があります。

6月2日 「信長忌阿弥陀寺 織田信長・信忠をはじめ、6月2日の本能寺の変で討ち死にした110余名を弔います。普段は非公開の本堂はこの日に限り一般公開されます。

6月4日 「歯供養」ぬりこべ地蔵  歯痛封じ供養が行われます。

6月5日 「開山忌」建仁寺 茶祖・栄西禅師を偲んで裏千家家元による献茶式が行われます。

6月5日 「縣祭(あがたまつり)」縣神社 5日の深夜から6日の未明にかけて行われる梵天渡御で有名。お神興が通る間は沿道の明かりが消されてまっ暗闇になるので「暗夜の奇祭」ともいわれています。

6月第2木曜日 「若鮎祭」嵐山中ノ島公園・桂川 保津川の鮎の解禁にちなみ、嵐山中ノ島公園で若鮎の試食会が催されます。

6月上旬 「蛍火の茶会下鴨神社 糺ノ森を流れる小川数百匹ものホタルが放たれます。神服殿では十二単衣と小袿の舞や雅楽や箏曲の演奏、橋殿と細殿には茶席が設けられ境内は雅な魅力たっぷり。

6月6日 「献上紀州梅道中下鴨神社上賀茂神社 梅の日記念行事として紀州梅の会により催されます。

6月7日 「大峯山花供養入峰修行」醍醐寺三宝院 山伏たちは大峯山に登り各行場で厳しい修行を行います。真言宗当山派修験道の根本道場といわれる秘所・小笹(小篠・おざさ)の道場において、柴灯護摩が修行されます。

6月8日 「大幣神事」縣神社  疫神を集めて宇治川に投げ捨て、五穀豊穣祈願や厄払いをするお祭です。約6メートルの大幣・風流傘・子供行列が町を巡行します。

6月10日 「田植祭」伏見稲荷大社 苗代で育った早苗を神田に田植えする御田植の神事です。衣装汗衫姿の神楽女が御田舞奉納します。

6月10日 「御田植祭」上賀茂神社 橋から川中に早苗を投じ五穀豊穣を祈願します。

6月15日~30日 「沙羅の花を愛でる会」妙心寺東林院 沙羅双樹の寺として知られる東林院には、十数本の沙羅双樹からなる「沙羅林」があります。庭に散る姿も美しいや。
 
6月15日 「八坂神社例祭」八坂神社 御祭神ゆかりの日を選んで決められた大祭。弥栄雅楽会による「東遊」の神楽奉納があります。

6月15日 「青葉まつり」智積院 弘法、興教両大師のご生誕を祝う行事です。この日は拝観無料です!

6月17日 「観音ぜん法」相国寺 大方丈で同寺に伝わる独特のふしまわしの経を唱え日常心のなかで犯していた多種多様の罪を懺悔し仏性を取り戻す行事。

6月20日 「竹伐り会式」鞍馬寺 長さ4メートル、太さ15センチ近くもある青竹を大蛇に見立て、僧兵姿の鞍馬法師が近江、丹波の両座に分かれ伐る早さを競い豊凶を占います。

6月22日 「桂昌院忌」善峯寺 桂昌院(けいしょういん)は、徳川五代将軍・綱吉の母。桂昌院が幼い時期、善峯寺で奉公していた縁で執り行われます。

6月25日 「御誕辰祭」北野天満宮 御祭神菅原道真公御誕生の日にあたり、御誕辰祭が斎行されます。大茅の輪くぐりも。

6月25日 「菅公御誕辰祭並安産祈願祭」吉祥院天満宮

6月30日 「水無月大祓式上賀茂神社 半年間の罪・穢を祓い、残り半年の無病息災を祈ります。殿上で中臣大祓を奏上しながら、人形(ひとがた)をならの小川へと流します。幻想的で幽玄な世界が見れます。

6月30日 「夏越祓」各神社 半年間の罪、穢れを祓い、残り半年の無行息災を祈ります。茅の輪くぐりや人型人形流しも。

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<ピックアップ!6月オススメの観光スポット>
6月上旬~下旬 「紫陽花祭」藤森神社 境内の二か所に紫陽花苑があり、約3500株の紫陽花が植えられている紫陽花の名所です。季節に行われる紫陽花祭には、例年多くの人が参拝する。お祭の中日となる中旬ごろには神事後、献花、献茶、神楽の奉納が行われます。

6月上旬~下旬 「ハートの形のアジサイを探そう三室戸寺 「あじさい寺」と呼ばれ紫陽花の名所として知られる三室戸寺ではハートの形をしたアジサイを見ることができます。どこにあるかは…秘密だそうですよ。

6月梅雨時 「奥嵯峨・緑一面の苔庭」祇王寺 雨の日にこそ出かけてほしいのが奥嵯峨の祇王寺です。雨あがりのしっとりとした苔庭の美しいこと。澄んだ空気と静寂に癒されること間違いなしです。

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